粉雪

2005年11月10日
最近「1リットルの涙」っていうドラマ見てるんやけど。スゲー心がズキっと痛むドラマやなぁって思う。主人公の亜矢は15歳で脊髄小脳変性症という現在はまだ治療法が無い深刻な病気になり、段々体の自由が利かなくなっていくんやけど。
今週の話ではそんな亜矢に障害者手帳を発行するか否か両親が悩む場面があるんだけど、あれは凄く心が痛んだ。それまで普通の健常者だった娘に障害者というレッテルを貼ること。
障害を持ち、1番辛いのは本人だけど、周りの人もとても辛い思いをする。僕はこの前、1人で難波に行ったときにふと目に留まったものを思い出した。それは歩行者道路にある目の不自由な人のための黄色い点字の入っている道に書いてあった言葉。
「ここにものを置かないで下さい。」
19年間生きてきて、今更その文字に気付いた。何かスッゲー腹が立った。こんな事いちいち書かないとならない社会に腹が立った。確かに街ではその黄色い道の上に普通にチャリが置かれていることがある。人間て本当ダメな生き物な気がしてしまう。
関学の文化祭行った日の帰り道に目の不自由な女の人がいた。ホームでゆっくりゆっくり杖を使って探り探り歩いていて、大丈夫かなと思いながらもそのまま歩いて行き、改札を通ったあとに気になって振り向いたらその人は自分から知らない人に声を掛け、案内してもらっていた。
スゲー後悔した。その時、正直手伝いたかったけど、それも失礼なのかなと思いやめておいた自分が恥ずかしかった。あんなうるさいホームで目が見えなかったら余計大変なのは当たり前なのに。障害者と健常者の間には、やっぱり壁がある。
けど、それで終わりじゃなくてその壁を段々失くすことぐらい出来る気がする。特別優しくするとかじゃなくて、困ってたら助けてあげる。それでいいと思う。
そこに確かに優しさはある。

なんか暗くなったので、お薦めの曲を1つ♪
レミオロメンの「粉雪」。良い曲だなぁコレ。

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